ICT Earthwork・Measurement
ICT土工・測量
ICT土工におけるトップランナーを目指し 豊富な知見と確かな技術力で、お客様のニーズにお応えいたします。
当社では、国土交通省が推進する「i-Construction」を導入し、建設現場のICT化に取り組んでいます。
社内に「ICT事業部」設置し、測量・設計・施工・管理まで、ワンストップで対応。起工測量による現場データを活用し、3次元データを作成。施工・出来形に至るまで、「品質」「安全性」「工期」などのあらゆる面において効率化を実現いたします。
また、技術と同様、私たち自身も常に進化すべく、社内教育にも力を入れております。「ICT土工のトップランナー」を目指して、今溝建材ならではのオリジナリティのあるご提案で、ICT事業部がお客様のニーズにお応えいたします。
i-Construction（アイ・コンストラクション）とは
i-Construction(アイ・コンストラクション)とは、国土交通省が掲げる生産性革命プロジェクトのうちの一つで、測量から設計、施工、検査、維持管理に至る全てのプロセスにおいて、ICT（情報通信技術）を導入することにより、建設生産システム全体の生産性向上を目指す取り組みです。
ICT活用3つのメリット
生産性向上
ICTを活用することで、経験の浅いオペレーターでも精度の高い施行が可能に。
安全性向上
作業員の丁張や検測作業の必要がないため、より安全な施工が可能に。
労働力削減
ICT活用により、今までよりも少ない人員で、効率よく施工が可能に。
ICT施工の流れ
施工内容
1 測量
TLS（地上型レーザースキャナー）等による3次元起工測量の実施。
3次元データの納品（データ作成のみの対応も可能）。
2 設計
3次元設計データの作成。
3 土工施工
ICT建設機械による施工。
4 管理
TLS（地上型レーザースキャナー）等による3次元出来形管理の実施。
3次元データ納品
3次元起工測量
従来工法に比べ、圧倒的短時間で、 広範囲かつ高精度なデータ取得を実現。
現場の形状を把握し、その後の施工計画を立てるため、工事を施工する前に必ず行われる起工測量。
従来のTSを用いた起工測量の場合、広い面積を測定する際に多くの時間を要することが課題とされておりましたが、3Dレーザースキャナーであれば、最大500m先の測定対象物をミリ単位の精度で形状を計測。これにより、高精度かつ高速な計測が可能となり、より少ない時間で、高精度なデータの取得が可能に。
さらに、施工箇所全体を3次元化することにより、計画平面線形に対して、どこであっても縦横断測定が簡単にできるようになったことから、図面の作成自体も、従来よりも簡単かつ短時間で描けるようになりました。
機械の性能や技術が日々進歩しておりますので、今後ICT技術の発展により、さらなる生産性向上が期待できます。レーザースキャナーによる3次元起工測量
TLSを用いた3次元起工測量
スキャンデータ
点群データ
3次元設計データ作成
ICT土工に欠かせない、 3次元設計データ作成。
設計図書にある2次元の平面・縦断・横断面図より専用のソフトウェアを用いて基本となる3次元設計データを作成。その後、3次元起工測量にて得た3次元データと重ね、切土や盛土の端部を現場に合わせて伸縮することにより、現場に合った3次元設計データとして加工します。
ICTの機能を最大限発揮するため、現場関係者と協議しながら、施工効率の良いデータづくりを心掛け作成を行っております。
3次元設計データ加工事例
河川土工
砂防土工
道路土工
ICT建機による施工
設計データ通りの施行が可能に。
オペレーターの経験値に左右されることなく、
常に安定した品質を実現。
3次元設計データをICT建機に搭載することで、設計データ通りの施工が可能に。これにより、オペレーターの経験値に左右されることなく、熟練オペレーター並みの生産性を実現し、常に精度の高い施工が可能に。 さらに、手元作業員など建機周辺の人員が減ることで、安全性の向上ならびに、工期の短縮を実現。
様々な現場状況に対応するため、GNSSトータルステーションを使用し、あらゆる現場のニーズに対応しております。
3次元出来形管理
レーザースキャナーを用いた、 3次元出来形管理。
3次元測量を行い取得したデータと、3次元設計データを重ねることで、面による出来形管理を実施。作成したデータは、専用ソフトで電子納品用データを作成し、ご納品いたします。
なお、当社ではデータのみ作成して欲しい、データ作成・計測・帳票作成をトータルで依頼したいといったご要望についても対応可能です。ご用命ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
ICT活用 社内教育
社内にICT専門のチームを設置。
トップランナーを目指して、社員一丸となり、知見および技術をアップデート。
今溝建材は、ICT土工におけるトップランナーを目指しています。 そのミッションを実現させるため、ICT専門のチームを立ち上げ、定期的な勉強会や、スタッフ同士情報共有を行いながら、日々情報のアップデートを行っています。
「ICTのことは、まず今溝建材に相談してみよう！」そのようにお客様に思っていただけるよう、圧倒的な「熱量」でスタッフ一同、取り組んでまいります。
